アメリカ議会で2023年7月26日、UFO=未確認飛行物体に関する公聴会が開かれ、2014年にUAPを目撃したと証言する元海軍パイロットらが任務中に遭遇したUFOについて衝撃の証言した。
まずは元米海軍パイロット ライアン・グレイブス(Ryan Graves)氏の証言。
元米海軍パイロット ライアン・グレイブス(Ryan Graves)氏
「この物体はマッハ1.2くらいまで加速したのですが、不規則かつ素早い動きで説明がつできません。2機のF18戦闘機が未確認物体と遭遇しました。透明な球体に入った、最大で4.5メートルほどの大きさの濃い灰色の立方体が目の前に現れたのです」
公聴会では、実際に未確認飛行物体を目撃した経験を持つ元パイロットらが証言に立った。
元米海軍パイロット デイビッド・フレイバー(David Fravor)氏
「見下ろすと、白い小さな直方体の物体が海上で激しく動いていました。まるで卓球の球が弾むように。物体に回転翼や翼のようなものは何もついていませんでした」
また、未確認飛行物体に関する証言を集めて検証する部門に所属していた情報将校からは、次のような証言も飛び出した。
共和党マイク・ガルシア下院議員の「未確認飛行物体を政府は保有しているのか?」という問いに対し、元米空軍情報将校デイビッド・グラッシュ(David Grusch)氏は次のように答えたのだ。
元米空軍情報将校 デイビッド・グラッシュ(David Grusch)氏
「40人以上の目撃者から聞き取りした経験から、間違いありません」
それに対し、共和党 マイク・ガルシア下院議員:「どこに?」と尋ねると、
元米空軍情報将校 デイビッド・グラッシュ氏は、「正確な場所を知っていますし、その情報は監察官や情報機関に提供されています」
と答えた。
証言を聞いた議員らは、政府が秘密扱いにしている未確認飛行物体の情報を公開し、国民に知らせる必要があるなどと訴えた。
ホワイトハウスのカービー戦略広報調整官は会見で、
「国防総省は、データを分析し、適切に処理している。いくつかの事例では、UAPが米軍の訓練に影響を与えていることは事実だ」
と述べた。