鉢植えにいつの間にか黄色いキノコが出現!どうすれば良い?これって食べられる?
紫陽花の鉢に白っぽい黄色のキノコを発見しました!
こんなの初めて見ます!
なぜ植木鉢に?
どこから来たの?
食べられるの?
植物に害は?
駆除は?
調べてみました!
紫陽花の植木鉢に、突然現れた黄色いキノコの正体は?
「何これ? 気持ち悪〜」
4日ほど前の朝、紫陽花の鉢に白っぽい黄色のキノコを発見しました!
大きさはエリンギくらいで、軸は細く、大きな傘が開いています。
出かける用事があったので、帰ったら写真を撮って調べようと思っていたのですが、午後になるとクテッ〜として絵になりませんでした。
もしかしたら、朝に元気になるのかな? と思い、翌朝見ると、完全に倒れて形も崩れている感じ。
枯れたのなら、まあいっか、と思っていたら、昨日の朝、こんなもの発見!
キノコの赤ちゃん、SNSで名前も速攻で判明!
キノコの赤ちゃん?
可愛い気もしますが、ニョキニョキたくさん生えててちょっと不気味。
植木鉢の紫陽花に害はないのかしらん?
心配になったので、「どなたか分かりますか?」とSNSで聞いてみました。
すると、すぐに分かりました!
「コガネキヌカラカサタケ」だそうです!
教えてくれた方、ありがとう!
それにしても、恐るべし、SNS!
熱帯性で、腐葉土に菌が混ざってあらゆる場所に発生
コガネキヌカラカサタケ (黄金絹唐傘茸 Leucocoprinus birnbaumii) は、ハラタケ目ハラタケ科に属するキノコである。
熱帯性であり、沖縄などで夏から秋にかけ、植え込み、芝生上、室内の植木鉢などあらゆる場所に発生する。
傘は綿くず状の片鱗に覆われ、高さは7cmほど。
腐葉土など養分の多い土壌を好み、本州でも見られるが自生はせず、熱帯地方から持ち込まれた腐葉土に混ざった菌から発生することが多い。
子実体の色はおおむね白褐色から黄色になる。
(出典:Wikipedia)
腐葉土に混ざった菌から発生することが多いそうです。
紫陽花の鉢植えは、去年、大きい鉢に植え替えたので、その時に腐葉土を足しました。
去年は、コガネキヌカラカサタケは見なかったんですけどね〜。
湿気を好むそうなので、ここ最近の雨続きで発生しちゃったのだと思います。
2センチから半日で6センチ。驚くべき成長の早さ
数日の命なので見ることは稀で、そのため見ることができたら「幸運」だそうです。
また、花言葉辞典などでは確認できませんでしが、ネット上では花言葉が「高貴・貴い・幸せを呼ぶ・望みを得る」とされ、「幸運のキノコ」「幸せを呼ぶキノコ」とも呼ばれています。
縁起が良いようですね。
昨日は、頭も小さくて雪だるまみたいでしたが、今朝は頭が大きくなって、ずいぶんキノコらしくなりました。
午後に見たらさらに大きく!
どんどんキノコっぽくなってます!
大きさも、朝は2センチくらいでしたが、6センチくらいになってます。
でも、このまま放っておいて大丈夫なんでしょうか?
毒性とかはないの?
毒かもしれないけど、非常に美味、だそうです。
本種に関する詳しい文献はまだ少なく、食毒不明として扱われているが、その一方で非常に美味であるともいわれる。
詳しいことはわかっていないので食べるべきではない。
(出典:Wikipedia)
調べると、結構あちこちに出現しているみたいなのに、食毒不明なんですね。
でも、「非常に美味」というなら、食べた人がいるということです。
その人は、どうなったのでしょう?
私は食べる勇気はありませんが。
このキノコじゃないけど、時々毒キノコを食べて亡くなる人もいるくらいですから、やっぱりキノコはお店で買って食べた方が無難です。
植物に害はないらしいのだけれど、対処法は?
とりあえず、植物に害はなさそうなのですが、根元にこんなのがニョキニョキ生えてたら、やっぱり気になりますよね。
腐葉土に菌がついているなら、土ごと替えるのが良いのかもしれませんが、根を張っているし、全部入れ替えるのは無理があります。
やっぱり、雑草を抜くように、なるべく抜いてしまう方が良いのかもしれません。
成長して傘が開くと、すごい量の胞子をばらまくそうです。
私が最初に見た時、コガネキヌカラカサタケは1カ所に3本だけでした。
その後に、雪だるまたちがたくさんニョキニョキ生えてきたので、この子たちはその時の胞子なんでしょうね。
湿気を好んでどこにでも生えるコガネキヌカラカサタケ
この勢いで増えたら、植木鉢中コガネキヌカラカサタケになっちゃわない?
明日様子を見て、少し間引こうかな。
あと、湿気を好むので、水やりを少なめにしてちょっと乾燥気味にすると、生えてこなくなるそうです。
太陽の光に当てるのも良いそうですけど、紫陽花の葉っぱで根元は日陰ですからね〜。
まあ、もうちょっと観察してみようと思います。