みなさん、「ビワの葉温灸」って知っていますか?
お灸の一種ですが、すごい民間療法なんですよ!
『自然療法』で有名な、東城百合子さんがお勧めされています。
私はパソコン仕事で疲れた時、体調がイマイチすぐれない時とかび使っています。
身体も温まるし、鍼灸院とか行かなくても、自宅で出来るので、お気に入りです。
とにかく気持ち良いんですよね。
何より、気持ちイ〜です。
何より、気持ちイ〜です。
やってみたい方は、最初は「ビワの葉温灸セット(三栄商会)」(Amazon)を買った方が良いです。
太棒もぐさと、温灸布2枚、温灸紙16枚、消煙キャップ2個、もぐさ台、ローソク立て及び使い方の説明書が付いています。
太棒もぐさと、細棒もぐさがありますが、私は「太棒もぐさ」が好きです。
個人の好みでしょうけれど、細棒より太棒の方が、より身体が温まる気がします。
「ピンポイントでツボに当たるから、細棒の方が良い」という方もいらっしゃいますが、ピンポイントでツボに当てるのは、素人には難しいのじゃないかしらん?
棒もぐさが無くなったら、次回からはセットではなくビワの葉温灸用太棒もぐさのみを買えばOK。
1本で意外に長持ちします。
毎日20〜30分くらいやって、1週間くらいかな。
ビワの葉温灸の安全で簡単なやり方
やり方は簡単です。
ビワの葉温灸のやり方
1. 棒もぐさに火をつけます。
セットにはロウソク立が付いていますが、狭い我が家では危ないので、私は使っていません。
チャッカマンかガスコンロで火をつけています。
周りの紙が先に燃えないよう、もぐさに炎が当たるように意識しています。
2. 温灸セットの缶の蓋をトレーにして、もぐさ台に棒もぐさを置きます。
火の粉が飛んだりといった時に備えて、濡れ布巾を用意します。
火の粉を濡れ布巾で抑えれば、火を消すことができます。
3. 肌にビワの葉を当て、その上に温灸布、温灸紙を当てて、棒もぐさを当てます。
この時、温灸紙を箱型に折ってホチキスなどでとめておくと、灰がこぼれにくくて良いですよ。
4. アチっとなったら離します。
出来るだけツボに当てますが、ツボの図は説明書についていたと思います。
5. ツボを変えて動かしていきます。
押さえつけると火が消えることがあるので、販売元では2本の棒もぐさに火をつけて、もぐさ台に置き、交互に使うことを推奨しているようです。
でも私は、早くもぐさが燃えてもったいないので、1本でやっています。
火が消えたら、もう一度着火すれば良いんだし。
ただ、手足のツボは自分でできますが、背中や腰は誰かにやってもらわないといけないですね。
6. 主なツボを一通りやったら、棒もぐさに消炎キャップをして終わりです。
火の始末には充分に注意しましょう。
念のために言っておきますと、鍼灸師免許か医師免許の無い方が、他人にお灸をしてやってお金や謝礼をいただくと違法です。
無料なら友人などにしてやっても良いかというと、火傷や火事の恐れもあるので、家族間にとどめておいた方が無難です。
ちゃんと気をつけてやれば大丈夫ですが、万が一ということもありますからね。
涅槃教にも記された、優れた薬効
ビワの葉温灸の歴史は古くて、仏教とともに広がったようです。
お釈迦様が治療に使ったのが最初という説も。
昔は、お寺は悩みを聞く相談所であり、病を癒す病院でもあったんですね。
涅槃経には、「ビワの葉や枝、茎、根には大きな薬効があり、どんな病苦の癒す」とあるそうですよ。
最近の研究では、ビワの葉には、アミグダリンという成分があり、ガンに効果があり、鎮痛効果もあると言われています。
ビワの葉もネット等で売っていますが、実は私は、ビワの葉をご近所さんから頂いています。
ありがたいです。
その方の奥様も数年前にガンで亡くなられましたが、ビワの葉温灸をずっと続けていて、そのおかげでガンがあまり進行せず、身体も温まってとても良いとおっしゃっていたそうです。
我が家もビワの木を植えたいですが、庭といえるものがないのが残念です。
庭にビワの木があると縁起が悪い、というのは間違い。
ビワの葉が病気に効くので、昔、病人のいる家でビワの木を植えたため、ビワの木があると病人が出ると誤って流布されてしまったようです。
ビワの葉が毒素を吸う?
ビワの葉温灸が終わった後、ビワの葉を見ると、黒く変色しています。
これは、ビワの葉が毒素を吸ったためだという人もいます。
私は、熱で変色しているんじゃないの?
と思っていましたが、調子の悪い時ほど、黒くなるんですよね。
やっぱり毒素を吸ってるの?
不思議です。
あと筆者が毎日使っているのは、「せんねん灸」です。