こんにゃく芋の成分「セラミド」が認知症のアルツハイマー予防に効果 セラミドのサプリは?

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こんにゃく芋

我が国の認知症患者数は400万人。

そのうちの6割以上がアルツハイマーだと言われる。

そのアルツハイマーの予防効果がある成分が、なんと「こんにゃく芋」にあることを、

北海道大学大学院の研究チームが明らかにした。

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「こんにゃくセラミド」にアルツハイマーを予防する効果

こんにゃく芋の成分である、「こんにゃくセラミド」にアルツハイマーを予防する効果があることが分かった。

北海道大学大学院先端生命科学研究院の五十嵐靖之客員教授、門出健次教授、湯山耕平特任准教授らの研究グループが、株式会社ダイセル、北海道情報大学健康情報科学研究センターと共同でヒト介入試験を実施した成果だ。

グルコシルセラミドを食べた人はアルツハイマー病の原因物質の脳内濃度が減少するというデータが得られたという。

「グルコシルセラミド」とは、こんにゃく芋に多く含まれる成分だ。

認知症患者数は400万人。そのうちの60%以上がアルツハイマー病

我が国では認知症患者数は400万人超。

そのうちの60%以上を占めるのがアルツハイマー病だ。

アルツハイマーの予防法・治療法の開発は喫緊の課題となっている。

アルツハイマー病の発症原因の一つは、アミロイドßペプチド()が脳内に過剰に蓄積することとされている。。

同研究グループはこれまでに、こんにゃく芋から精製した植物由来グルコシルセラミドをアルツハイマー病疾患モデルマウスに経口投与。

アミロイドβ除去効果をもつ神経細胞由来エクソソームが増加し、脳内アミロイドßペプチド()が蓄積が減少することを明らかにしてきた。

今回は、ヒトにおける植物セラミドの効果を検証するため、60歳から80歳の男女が半年間食べる実験を行った。

新薬開発につながることが期待される。

ただし、加工されたこんにゃくにはセラミドはほとんど含まれていないというから誤解のないように。

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