法的には、求人に年齢制限は無いことになっているはずですが、現実には歴然とある、というキビシ〜イ現実。
60歳からの就職活動、第3弾!をお届けします!
ハローワークで仕事は紹介してくれない?
面接をしたいと電話をくれたのは、紙の履歴書を郵送した、児童館や放課後クラブ(学童保育)を運営している、ある社会福祉法人でした。
実は、その電話はハローワークで受けました。
ネットでエントリーしてもなかなか面接にもこぎつけないので、もしかしたら対面で相談にのってくれるハローワークの方が良いのかも? と人生で初めてハローワークへ行ってみたのでした。
結論から言うと、結果は「ブー!」
ハローワークで、仕事は紹介してくれない、という衝撃の事実!
まあ、若ければ違うのかもしれませんが、60歳からの求職者には、ほとんど役に立ちませんでした。
履歴書のような申込書を書いてようやく登録
しかも、けっこう面倒でした。
ハローワークへ行くと、まず登録をするように言われ、まるで履歴書のように学歴や職歴を詳しく書かされました。
履歴書には書かない前年度の年収まで!
ここまで登録するんだから、ハローワークを通じて応募する時には、履歴書はいらないのかな? このデータが先方にいくのかな? なんて考えましたが、そんなことはないみたい。
応募するときは、改めて履歴書を用意するようです。
もっと合理的にできないものでしょうか?
面倒な履歴等の記入を終えて提出すると、小さなカードのような登録証をもらいました。
これで、日本全国、どこのハローワークへ行っても、このカードを見せれば対応してくれるそうです。
60歳の女性の仕事は掃除か調理補助くらい
登録が終わってからも、小一時間待たされて、ようやく面談の順番に。
私は出来ればフルタイムで働きたいと思っていたので、担当者にその旨伝えましたが、
「男性なら少しはあるけど、60歳の女性には、掃除か調理補助のパートくらいしかないですよ」
という冷た〜いお言葉。
「誰でもできる一般事務とかは、どうしても若い子に持っていかれちゃいますからね」
まあ、確かにそうかも。
私が経営者でも、あまり長く働けない60歳より、これから長く働いてくれそうな25歳を選ぶかもしれません。
実際には、若くてもすぐ辞めちゃったりするかもしれないんですけどね。
ハローワークの検索はネットで出来る
「経験があれば、少しは有利かもしれません」
と担当者。
パソコンで検索して、前職と同業の会社を3つほどプリントアウトしてくれました。
「後は、向こうにパソコンがありますから、自分で検索してください。
5件まではプリントもできます」
面談はこれで終わり。
会話も本当にこれだけです。
わざわざ遠いハローワークまで来る必要があったのでしょうか?
第一、検索だけなら、自宅からネットで出来るんですよ。
ハローワークって、仕事を探しに来るところじゃなくて、失業保険をもらいに来るところなのかも。
履歴書はパソコン作成の方が有利らしい
ただ、小耳に挟んだチョイお役立ち情報としては、
「履歴書は手書きよりパソコン打ち出しの方が良い」
ということです。
他の人が言われているのが聞こえてきたのですが、今時はパソコン必須の会社も多いので、履歴書がパソコンで作成されていれば、少なくともそのくらいのスキルはあると思ってもらえるから有利だそうです。
へ〜。
パソコンの履歴書は、一度作ると何枚でもプリントできてお手軽ですから、1枚1枚手書きした方が、丁寧で好感度が高いかと思いましたが、そうでもないんですね。
パソコンといっても、私はずっとMacを使ってきたのですが、最近の求人はWindowsのWordとExcel必須、できればPowerPointというところが多くて、Mac使いには不利でした。
さて、そうやってハローワークのパソコンで仕事を検索中に、放課後クラブの求人担当者から電話を受けた訳ですが、この続きは次回に!